2020年サロン・デュ・ショコラ 〜 エヴァンとカカオフルーツジュース
2020年サロン・デュ・ショコラに行ってきました。
2003年初めて東京で開催されて以来、毎年行っています。新宿NSビルに移っても年々来場者が増えていくようで、会場の混雑は激しくなっていく印象でしたが、今年は入場時間帯を指定してチケットを購入するようになったためか、開始時間の10時に行ったためか、週末でしたが少し余裕をもって見て回ることができました。
毎年、エヴァンのイートインを楽しみにしています。今年も頂いてきました。
パヴロヴァ ショコラ オランジェーヌとフォンダン マドレーヌを頂きました。
オランジェーヌは、生クリームはまったく甘くなくて、底がメレンゲなのですが、メレンゲの甘みとチョコレートの香りと苦味、オレンジの爽やかな酸味のバランスが素晴らしく、ふわっとした食感で胃への負担も感じません。絶妙な甘さと味のバランスと軽さがスマートで、大人のためのデザートとだと思いました。毎年、期待超える感激を与えてくれるエヴァンさんは、偉大です。
マドレーヌは中にチョコレートクリームが入っているのですが、こちらも生地、クリームともに甘さ控えめで、カカオの香りがふんわりします。生地のきめが細かく、スプーンで切るとほろっと崩れ、口に入れるとすっと溶けます。大きめサイズですが、こちらも軽く、食後お腹が重くなるかんじはしません。甘さ控えめでカカオの香りと苦味がしっかりしていて、大人向きマドレーヌです。
エヴァンの大人のためのチョコレートは、今後も注目し続けていきたいです。
もうひとつ、今回新しい発見だったのが、カカオフルーツジュースです。
調べてみると、数年前からサロン・ド・ショコラで提供されていたようですが、初めて飲み、衝撃を受けました。
ココナッツジュースのようなぼんやり甘い味かなと思っていたら、甘酸っぱいフルーツの味なのです。カカオからは想像できない味です。瓶の後ろに「バナナと白桃とライチをミックスジュースにしたようなトロピカルな味わい」と書いてありましたが、まさにそんなかんじで美味しいです。好き嫌いのなさそうな、定番化しそうな味だと思うのに、ほとんど商品化されていないのが不思議です。
見つけたら、ぜひ飲んでみて下さい!